晴天の雷電

日常の発見。Out of the blue

Le☆S☆Ca1st Live グローイングを見届けて

5月20,21日に行われたLe☆S☆Ca1st Live グローイングに現地参戦してまいりました。

場所は少し強い海風が吹き寄せる千葉県は幕張メッセ

この地は昨年のアニバライブDay1,2の開催以来です。今回は物販の10ホールとライブ会場の11ホールが隣り合っているので、アニバの時みたいに移動で苦労する必要が無く快適でした。

感想は以下のリンクから飛べますのでぜひ↓↓↓

 

Day1/Day2セトリ

まとめ

 

さて、ライブの前といえば物販と展示物鑑賞です。

今回の物販の個人的目玉は「3年前辞めた会社の上司に貰った、あっち向いてもこっち向いても人生はジェットコースター、なんて文字が書かれたハワイ土産の」コースター!この発想からグッズ実現化にこぎつける企画力には脱帽です。正に顧客のニーズにヒットしているグッズだと思います。

こちらが実際の写真↓

実際結構しっかりしていて、日常で全く問題なく使えるところが良い感じです。

お値段も手ごろで、両日とも売り切れていましたね。

さて、コロナ禍で長らくお目にかかることができなかったフラワースタンド(以下フラスタ)が今回から復活していました。支配人さんたちが合同で贈っているものもありました。素敵!中央には本ライブのジャケ絵のスタンドがありました。フラスタに囲まれて華やかさが増してます。恒例になったゲームチャレンジも盛況でしたね!あとは出演者へのプレゼントも復活してました。

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入場して驚いたのがステージ構成。360°ビューで見渡せる感じだったので、単純にステージを一方向から見る従来のライブとは少し異なっていた感覚です。

ざっくり下記のようなステージ構成でした。

中央ステージを囲うような形でA,B,Cブロックが配置されてました。実質全席アリーナです!(運営さんありがとう)

そして今回からは声出しok!(付帯条件:マスク有)

ファーブの影ナレが聞こえた時にオオ!という声が、まあ自分も出してしまいました笑

注意事項を読み終えた後のはーい、という声も久々に聞いたというか(上映会で聞いてはいますが)、ライブならではですね。この開演前の歓声はスタンばっていたキャストさんたちに勇気を与えたようで。声を出す、ということも大事ですね。

Day1/Day2セトリ

1.Yellow

"はじまりのうた"としてふさわしいこのYellow。舞台の中央から3人がそれぞれの三角形の辺に向かって歩き始めるシーンには嬉しいどよめきが起こってました!ちなみにDay1の席はCブロックでレナ役の飯塚さん側、Day2はBブロックでホノカ役の植田さん側でした。(Aブロックはキョーコ役の井上さん側です。ここがステージ正面にあたるのだと思います)明るい曲調のこの歌でナナスタライブの時も登場してた記憶がありますが、Le☆S☆Caの単独の幕開け曲がYellowで本当に良かった・・・

2.タンポポ

イントロでグッとくるものがあるのがタンポポ。かかってきた瞬間に甘酸っぱさ満載の雰囲気に会場が包まれたような気がします。サビの"君だよ~"で支配人の綺麗な合唱が響いてたのもポイント。

3.SUN SUN SUN

Le☆S☆Caの明るい方の曲で個人的に一番推してるのがこのSUN×3。一言でいうと、"ハジける夏"を体現した曲だと思います。3人の元気なダンスも目を離せません。”おめでとう~”と"サンサーンサンサンササンサン"の振り付けが好きです。

4.Summer Squash

こちらは新アルバムから初披露。夏曲を連続で持ってきたのは正解だと思います。比較的イントロから耳に入ってきやすい音だったので、会場が程よくあたたまったところに新曲はナイスでした。”教えてくれたトキメキ・・・"から会場でテンポの良いクラップが入るのがまた一体感を出していてライブ感がありました。

5.ひよこのうた

曲に入る前のMCで、冒頭の振り付けを伝授していただきました!

凄く楽しくて、すっかり頭に入ってしまいました。鶏のとさかを最後に作る場面で、全員頭の上に左手をくの字に持ってきているのは笑えましたが、多分ステージから見たらもっと面白いことになってたんだろうなと勝手に想像してしまいます(笑)

人差し指立てる系(勝手に命名しました)の振り付けで好きなのはKARAKURIのB.A.A.Bの"keep in keep in mine"があるのですが、今回のでLe☆S☆Caのひよこのうたの振り付けも楽しい!と思い、次のライブでは真似をしてみようかなと思います。

 

Interlude-1-

前半のひよこのうたのピアノアレンジすごく良かったですよね!?クラップも合わさって楽しい待機時間になりました。

後半のアレンジは鳥肌が立ちました。真っ暗闇で何もない空間で、全てを無にしてずっと浸っていたいような音でした。(月の裏側とか。)この音源アーカイブ以外で聞けないでしょうか?このアレンジだけでお金取れますし、ノベルゲームに実装しても全く違和感無いレベルだと思います。運営さん、ぜひ音源化お願いします<(_ _)>

 

6.トワイライト

黄昏時。夕方。薄暮。色んなワードが頭をよぎって消えていきました。

登場した3人は青基調の衣装。始まり方が天才的すぎます。この曲の振り付けで好きな場面は"冷たい風が吹きさし・・"の箇所です。後ろで鳴っているバスドラ(キックドラム)の重い音と力強い振り付けが絶妙にマッチしていて好きです。ラストでLe☆S☆Caの3人の姿顔が影で隠れ見えなくなり、青の衣装の部分だけ暗闇に浮き出して見えるライティング演出は必見ですね。

7.Behind Moon

トワイライト→ビハムン曲繋ぎには脱帽です。現地で映像に移されたMoonはまさに月の裏側。この曲も緩急のついた振り付けが好きです。(振り付けのことばっかり言ってますが、良くないですか!?!?(同意を求める顔))

8.恋をして

途中からトロッコで外周を回りながらの歌唱でした。恋をしてでトロッコは初めてだと思ったので、ステージより近く間近で歌唱する3人のパフォーマンスも素晴らしかったです。指ハート♡でファンサしてたりしましたね。ラスサビ前でキョーコ役の井上さんのトロッコが本当の目の前に来た時は、なんというか頭が真っ白になりました。(Day1 C3ブロックの支配人より)ナナシス声優さんこんなに近くで拝めてただただ幸福です・・・

Interlude-2-

恋をしてピアノアレンジだけでもう泣けてきました。間奏で何回も鳥肌が立ったライブは後にも先にもナナシスだけです。映像とかトライアングル型の照明演出も相乗効果で良い雰囲気出してたと思います。この「間」を飽きさせないという点では超一流ですよね。こちらの音源も配信期待してます。

 

9.Room Light

今回のアルバムで個人的激推し曲がこのRoom Light。お風呂上りの寝る前に飲み物片手に聞いてみてください。快眠できます。

3000ケルビンほっとさせて、という歌詞通りに自然と力が抜けてきます。

Good Night 今日のわたし、という歌詞通りにお休みできます。

Good Luck 明日のわたし、という歌詞通りに明日に希望を預けることができます。

全体通じて歌詞が一人暮らしにすごく共感できる部分があるんですよね。私も社会人一人暮らし3年目になりますが、ストレスの多い日常では何も考えずこうやってリラックスする時間が必要なんですよね。そんな人にピッタリの曲です。

現地モニターでは両端に透明なカーテンが揺れていて、Roomの雰囲気がすごく出ていたと思います。たいくつりぼんもこういう演出がピッタリ合うのではないでしょうか?次のアニバライブで勝手に期待してます。

この曲以降の3人の衣装はレナのBDSカード衣装まんまでした。(衣装さんすごい)

10.ナノハナパレット

イントロの軽めのギターフレーズから始まる軽快な音が素敵です。3人の元気なセリフも途中で入ったりするので、新アルバム代表曲なだけあって会場の一体感が感じられました。トロッコとの親和性は抜群だったと思います。この間行った青森県陸奥横浜の菜の花畑でナノハナパレットAcoustic ver.をいつか弾いてみたいですね。(当方、エレキの経験しかありませんが)

11.WITH THE BEST SMILE

冒頭からの掛け声が気持ちよく響き渡っていました。ライブ前日に、ホノカ役の植田ひかるさんがTwitterで掛け声のお手本を示していたので、実質初見でも最適な声出しができた支配人が多かったのではないでしょうか?

サビ最後の歌詞に"You Only Live Once"とありますが、アメリカ在住経験のある著者にはすごく共感する部分があります。もう10年以上前にもなりますが、ある言葉が若者の間で流行ってました。それがこの"You Only Live Once"の頭文字をとった"YOLO"です。年配の方からしたら新手のYOYO(ヨーヨー)か?と勘違いされる人もいらっしゃいました(笑)その当時からこの言葉は強い影響力を持っていました。日本語的にいうと"人生一度きり"でしょうか。人生山あり谷あり、楽あれば苦あり、といいますが、誰しも今の人生は1回きり。迷ったときにはふと思い返したくなるフレーズですね。それがナナシス曲の中で聞けるとは、なんか個人的にとてもエモかったです。

12.ひまわりのストーリー

ペンラが一面の黄色で、映像には疾走感の伴うひまわり畑。Le☆S☆Caらしい夏一色という感じがしてとても好きです。サビで手を上に挙げて左右に振るところがやっぱり最高なんですよね。

13.ミツバチ

このセトリの流れだけで泣けてくるのは私だけでしょうか(泣)

"元気でいるかしら・・・"のところは言うまでもなくこれぞLe☆S☆Caが紡いできた歴史だと思うとこみあげるものがありました。

花びらも最後に上空から舞ってきていたのもよかった。(残念ながら私は1,2日目もキャッチしそこねましたが(笑))フィナーレ感があって、全身で感動を味わえました。

 

14.(Encore 1) cross road

アルバムの最後に位置する曲。過去の色々な想いを秘め、前を向いて歩き続けるという決意の表明。ラスサビ前の"歩いていく今日からわたしは"のところで、3人がステージ中央より少し後ろ側に回って、歌詞とともに3人そろって綺麗に足並みそろえて前に歩んでいくシーンが脳裏に焼き付いて離れません。あそこでさすがに涙をこらえるのが限界になりそうになりました。終始穏やかな音色で、すごくリラックスできる曲でもあると思うのですが、感じるのはLe☆S☆Caの強い部分なんですよね。胸の奥底に大丈夫、と訴えかけるような。そしてLe☆S☆Caは大丈夫だな、と感じました。これからも応援し続けたいと思います。

15.(Encore 2) Make our sound (Le☆S☆Ca ver)

普段でいう全体曲のところでこのナナスタ曲。678アニバライブでも結構出番があったので、確かにナナスタのライブで歌わないのはもったいないので納得の選曲です。

明るめのサウンドなので、Le☆S☆Caとの親和性も高いと思うのは個人的な感想。

声出しありの現場でこの曲を歌うのも多分初めてです。ラスサビのところでロゴ入りの銀テが大量に降り注ぎました。直キャッチしたものと、直で頭に被さってきたものもあったりと、今回はしっかり拾えました(笑)とはいっても、出口のところでスタッフさんが大量に配ってたので、欲しくて取り損ねた人はあんまりいないんじゃないかな。3月の2053ライブ以来、銀テにロゴが入るようになったので需要高まった気がします。

16.(Encore 3) SUN SUN SUN (Day1)

Day1のラストを飾ったのはSUN SUN SUN。大体中盤あたりのイメージでしたが、案外アンコールでもしっくりくる感じがしました。元気なLe☆S☆CaをDay1ラストで見て、Day2への意欲を高める作戦でしょうか?そうであれば奏功したと思いますよ!(笑)

 

 

以下、Day2のセトリ変更分↓

9.(Day2)Room Light(ホノカSolo)

中央ステージから最初上がってきたのがホノカ役のひかるさんだけだったので、一瞬「!?」となったのは自分だけではないはずです!2番のはじめくらいでもしかしたら残り2人も出てくるかな?と思ったのですが、「あぁ、休みって休めないな」を歌い始めた時にやっとこの後の2曲もソロで来るということがわかりました。Le☆S☆Caのソロって正直すごく珍しくて、想像してなかったのですが、ここでやってのけるのは2ndからライブに出ているLe☆S☆Caの貫禄が見て取れました。なんというか、成長?っていうんでしょうか。一人でみんなの視線を集めながら、立派にダンスと歌を最後までやってのける姿には胸を打たれました。

10.(Day2)ナノハナパレット(キョーコSolo)

後ろ側暗幕辺りからトロッコに乗って登場。イントロかかったあたりだと気づいていない支配人も結構いらっしゃったようで、両手を挙げてアピールしていました。(ナナシス放送局談)この曲ソロでどんな感じになるか想像できなかったのですが、最後の方になってキョーコ役の井上さんが涙声になりながら歌ってるのを聞いて勝手に両目が潤んできました(泣)ツンツンしているけど、本当は結構情にもろいところがあるキョーコの役を演じていらっしゃるので、そこがキョーコそのまんまを見ている気持ちになりました。

11.(Day2)WITH THE BEST SMILE(レナSolo)

レナソロのWTBSは模範解答例でしたね(笑)

元気の良いレナ役の飯塚さんと、アップテンポの曲調がベストマッチでした。登場時にアドリブで"盛り上がっていくよ~!"とセリフ挟んでくれたところはナイスでした!(ナナシス放送局談)

 

16.(Encore 3) Yellow (Day2)

Day2ではLe☆S☆CaのはじまりのうたであるYellow。Yellowで始まり、Yellowで終わる。はじまりのうたで幕開け、はじまりのうたでの締め。明日への希望も含まれてると個人的に思っているで、まだまだLe☆S☆Caは続いていく!という想いを確かに受け取った気がします。アンコールはアレンジがきいていたので、今後ゲーム内実装を期待してます!イベントメドレーで映像と共にまた配信して欲しいものですね。

 

 

まとめ

今回Le☆S☆Ca単体で2Dayのライブを無事にやってのけたのには感服します。しかも幕張メッセという大きなハコで。コロナ後の現地声出し初解禁なのも今回のLe☆S☆Caで正解だったと思います。(いきなり盛り上がるとみんな抑えきれなそうですし、演者側もブランクがあって戸惑ってしまうと思いますので)

まずステージ構成が天才的でした。360°どこからでもLe☆S☆Caを見れるという意味では円形でも変わりないのではと思いますが、三角形のすべての辺とトロッコを活用して支配人の近くまで来て等身大の姿を見せるという意味で今回のステージ構成の有効性がうかがえました。初見の驚きとギャップで、来場した支配人たちに心理的に強い印象を与える効果もあったような気がします。(実際あっと言わされましたので(笑))

ステージ端に散りばめられた花と上空のリング状の花輪も凝っていて単純にすごかった。パフォーマンス中やInterludeで大活躍していた三角形状の照明器具演出も圧巻でした。この照明の有無で大分見栄えが変わってきます。(KARAKURI単独の時もすごかった覚えがあります)

あとLe☆S☆Caの3人も後日語ってましたが、1日目で床の継ぎ目を通る際のトロッコのがたつきが、2日目では改善されていたとか。指摘(?)を受けて翌日に即修正するスタッフさん、しごでき(すぎ)、です・・・こういう小さいことも完璧に対応してくれることだったり、演出やパフォーマンスにもできる限りの工夫をほどこす姿勢が毎回最高のライブにつながっているんだと思います。

後は、普段2,3曲しか披露しないユニットが、今回であれば16(15)曲も披露して単独として走り抜けるというこの事実に感激しました。1stがこれだけ大成功を収めていたので、2ndももちろん期待していいですよね!?

Day2後の特報については、2053 2nd、そしてQoP2ndで大歓声が沸き起こってました。もう今から支配人は楽しみで仕方がないと思います(チケットが心配ですが💦)

 

最後に終演後の、夜空にきらめく黄色の"グローイング"とともに1枚。(Day1の後)

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この1枚を撮った後に見返して気づきました。

このライブタイトルの"グローイング"。英語にすると"growing"と"glowing"の2パターンが考えられますが、前者は成長している、後者は淡く光っているという意味。

Le☆S☆Caは最初の頃から成長している、でもまだ成長途中という風に受け取れました。そしてglowという単語を使うセンスが素晴らしかったです。例えばきらめくを意味するdazzleだったり、キラキラ光るを意味するsparkleといった類義語もありますが、Le☆S☆Caには優しい光をぼんやりと放つイメージのglowが最適でしょう。淡いYellowを放ち、今もまだひよこかもしれない(いや、もう立派なニワトリですね)けど、未来へ歩いていく(今日から私は)。「イ」の先端部分が開花前のつぼみというのもロゴに工夫がふんだんに凝らされている証拠です。ペンライトを一本夜空に黄色く照らしてみてください。今回のライブがすべてこの風景に込められているような気がしました。

幕張の地でLe☆S☆Caの勇姿を見れて幸せです。ライブに行くたびに生きる理由が一つずつ増えていくのを感じます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた!

 

2023.06.03

ライブから約2週間、いまだ余韻を少し残しながら