どうもこんにちは、こんばんは。
今回の記事は、その名にもある通り尾張と伊勢国を訪ねていった時の備忘録です。
私の大学時代の友人が三重県に住んでいるので、彼の元を訪れるついでに一緒に観光もしようというノリで名所を回ってきました。
まず移動手段ですが、皆さん何を思い浮かべますでしょうか?
関東から行くんだとしたら大体鉄道、もとい新幹線が真っ先に候補に挙がるでしょう。車を持っている方なら自家用車という手段もありますが、生憎私は所有しておりません。コスパ重視なら夜行バスもありでは?と色々なオプションがあると思います。
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ところがどっこい!そんなことは関係なしに、今回はそう、”飛行機”を使って東海地方に行ってまいりました!
は?
わざわざ関東から名古屋くんだりまで行くのに飛行機?と思う方もいらっしゃるかもしれません。そもそも距離短すぎる上に高いじゃん!という指摘を受けても不思議ではありません。
ですが、旅好きの一人として、というより飛行機大好き人間の私としてはこの上ない手段でした。
実は羽田空港からは一日数便、羽田⇔中部国際空港(以後、セントレア)の直通便が飛んでいるのです!その中でも今回利用したJALはなんと一日2便。
ご参考までに以下に時刻表を載せておきます。早朝、または夜というもしかすると需要を見込んだ路線になっております。
私が搭乗したのは3月某日の19:55羽田発の便。金曜日の仕事終わりに空港まで向かい、セントレアまでひとっとび。
かなりローカル路線なので乗る人そんなにおらんやろ、と高を括っていたのですがこれが大間違い。なんと満席でした。なぜに!?と思ったのですが、これはまた帰りの便の時に気づいたことがありまして、本記事のラストに書くことにします。
フライト自体はあっという間で、機内サービスがほんの一瞬(CAさんが簡単に飲み物をもって回る程度)あったくらいで、離陸後に程なく着陸態勢に入ってました。
定刻通りにセントレア着。この中部国際空港駅から名古屋市内へ向けて特急に乗りました。
1日目は栄に一泊。金曜の夜にスーツケースもって歩くのが怖かったです・・・立地とか治安は事前に調べておくべきですね(教訓)
翌日は友人宅へ。
近場のオススメ処で腹を満たした後、長島リゾートへ車を出してもらいました。
この長島、お台場と同じように近辺も埋め立て地帯のため、凍てつく海風が吹いてました。(訪問時の気温はなんと一桁前半!)
長島といえば長距離の絶叫ジェットコースター(↑の写真にも見える)が有名ですが、当日はあいにく雨が降っていたのと、この寒さでアトラクションに乗っていたら風邪をひきかねないため、シャトルバスに乗ってスパへ。
ピーターラビットのラッピングに癒されました。
スパなんて行ったの何年振りというレベルなのですが、いいお湯でした。電気風呂というのもあって、電流が流れている部分に腕を近づけると、筋肉が収縮して血行が良くなった気がしました。温泉は体の芯から温まる感じがあるので、寒い外気にさらされてもポカポカでした。
この日は友人宅にて夜を明かしました。
さて、翌日は名古屋へ。
かの有名な金時計の広場ではドアラがお出迎えしてました。
雨がぱらついている中、観光名所である名古屋城へ。
写真左の列は本殿に入るための入場列です。(時間と荷物の制約があったので、入りませんでした)
ちなみにですが、天守閣は生憎の改装中。ここ数年はずっとそんな感じらしいので、次行ったときはぜひ尾張の町を見渡してみたいものです!
正門前での一枚。
お昼ご飯は、名古屋名物をこれでもか!とかき集めた名古屋プレートを頂きました。
手羽先にエビフライに味噌カツ。スーパーボリューミーなお昼ご飯でした。すごくおいしかったので、名古屋城行かれた方はぜひお立ち寄りください!(名古屋城周辺に色々お店あるので調べてみてくださいー!)
お腹を満たした後は、バンテリンドームへ。名古屋城駅からナゴヤドーム前矢田まで20分くらいでした。
初回少し遅れて入りましたが、ロッテが点を入れる貴重な瞬間を目にすることができました!(笑)(著者はロッテファンです)
1塁側の内野席を取ったのですが、これまた見やすいこと!OP戦だったので値段もかなりお手頃。
この日の先発は中日がメヒア、ロッテが佐々木朗希でした。(狙いました・・・!)
バンテリンのスコアボードビジョン。やっぱりワイドで見やすいですね!
投球練習中の朗希。この日の最速は162km/h。会場がどよめいてました。
ナイスピッチだったのですが、最後は中日が逆転サヨナラ勝ち。試合時間もジャスト2時間半。1回と9回以外は全く試合が動かない、ある意味両チームの象徴ともいえた試合だったかもしれません(笑)
(追記:今年の中日強いですね!記事を書いている正にこの日にセ・リーグ単独首位になってました)
試合には負けましたが、燃えよドラゴンズ!を歌えたのは楽しかったです。
一緒に行った友人は中村奨吾の応援歌を覚えて帰ってくれました。覚えやすいので、簡単に歌えるところもポイント。こちらも熱い応援歌です!
試合終了後のバンテリンドームの外観を一枚。
この後名古屋駅でお土産を少し見繕って、友人とは解散。
私は特急で中部国際空港へ。
夕方から夜にかけて少し暗くなる空港内の風景ってなんか素敵ですよね。雰囲気があるというか、喜怒哀楽を一緒くたにひっくるめた不安定で、でも安心するような造り。
フライト逃すとまずいと思うと毎回気が引き締まるのですが、気を抜いたら熟睡してしまいそうです。
搭乗前にデッキに上がってみました。こっちは国際線のフライトが準備をしていました。反対側は国内便でした。ちょうど夜19時を回っていましたが、雨が上がった滑走路に人工灯が反射する様子は幻想的でした。色んな想いを載せてあちらこちらへ飛んでいっているんだろうなと。飛行機って本当にロマンにあふれていると思います。
手荷物検査場を抜けた先のロビー。20時を回ると、羽田や成田とは違い、お客さんもかなりまばらでした。こういう落ち着ける空間、大好きです。キラキラしすぎず、地味すぎもしない、真に調和のとれた場所ってこういう感じのことを言うのだと思ってます。セーブポイントのBGMが流れてきそうですね。(幻聴)
搭乗したのはこちら、セントレア→羽田行の20:55の便。これまた満席に近かったのですが、理由がよくわかりました。乗客の中で特に外国人の方が目立ったのですが、多分羽田への乗り継ぎだろうと。夜中のフライトへ乗り継いで本国へ帰国される方も一定数いらっしゃるようです。ビジネスマンもいたので、逆にこの時間だと近場で一泊してから翌日仕事という流れですかね。(いわゆる前乗り、何回かやったことあります)私のように単純に名古屋と羽田を行き来する人間は、、、どれくらいいるのでしょうか(笑)
若い方もいらっしゃったので、もしかしたら記念にとか、ちょっと贅沢に・・!なんて思って乗ってる方もきっといらっしゃるはずです。そういった意味で飛行機は色んな人の想い(物理的な意味も含めて)を載せて、大空へ舞い上がっているんですね。
こういう風に書くと少し雰囲気出ますが、実際は1時間のフライト。シートベルト着用サインが消えた5分後に再び点灯する光景は中々お目にかかることができません。
無事に羽田に着陸したのち、バスで到着ロビーへ。なんとかその日のうちに自宅へ帰ることができました。
なんの変哲もない土日(金夜も含)でしたが、気分は海外旅行に行ってきたそれと同じくらい清々しいものでした。
最後に、一緒にナガスパやバンテリンドームで野球を観たりと、色々付き合ってくれた友人に感謝を。
2024.4.9. 気温が下がり始めた4月初旬の夜にて