晴天の雷電

日常の発見。Out of the blue

ナナシスアニバライブDay3

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前回のDay1,2に続き、今回はDay3のナナシスアニバライブの感想を書いています。

Day3、それはすなわち千秋楽。「Along the way」と冠したライブの一つの答えが出るのではないか、そんなことを期待して臨んだぴあアリーナ。セトリになぞらえて個々の感想(言いたいこと)を並べた後、3日間全体を通じての感想を述べたいと思います。

 

まずDay3当日の12月18日ですが、とにかく寒かった。みなとみらは日中晴れ間が射していましたが、それでも身体の芯から冷える寒さでした。日陰になっている場所はいわずもがな。物販や写真の横断幕があった周辺は開場前にかなりの密度になっていましたが、それでもそれをしのぐような気温だったと思います。まあ、若干おしゃれをしようと、この時期には少し薄めの上着を着て、カイロ一枚で踏ん張っていた自分にも一部起因しますが(笑)

今回の席は3階の後ろめでしたが、ステージが中央まで延びていることもあって、かなり見やすかったと思います。傾斜もついてますし、さすがぴあアリーナ。音も良く響きました。

さて、今回もミトの影ナレで時間通りにスタート。

 

777☆S

一発目のH-A-J-I-M-A-R-I-U-T-Aで最終日が始まったんだ、という謎のギアが自分の中で入りました。スタートライン→デパチャの順番も、流れを一気に持っていく感じがして良かったと思います。4曲目でスノイン聞けたのは感動もの。去年のMany Merry Partyでも聞くことができましたが、季節をあしらった曲はその時期に聞くと一層テンションが上がります。人数多い中、MCがみんな安定しているのはすごいなと思います。

 

セブンスシスターズ

カウント中はステラマインかなと思いましたが、正面ステージにいくつも影が動いていたのと、皆がざわつき始めたのでだんだんと確信に変わっていきました。SEVENTH HAVENの時にステージからパァンという音(轟音だったと思いますが)に心臓が一瞬ビクつきましたが、そこからのステージは圧巻でした。PUNCH'D RANKERはセブンスで生で聞いてみたい曲1位だったので、その音を体感することができて感無量です。FALLING DOWNの「ゆくぞ!」は黄色い声が出るのも頷けました。Sparkle☆Timeは体が自然とサビで動いてしまうような軽快なリズムで、みんなで手を叩こう、のような気軽さが好きです。Shooting Skyは未来につながるような明るい曲調で、今回の白と水色を基調とした衣装にピッタリだったというか。欲を言えば777☆Sと一緒にスノインを歌ってもらいたかったですが、叶わないか(笑)

 

Stella MiNE

Be Your Lightで華麗なる登場。サビの部分の振り付けが大好きなので、お二人を見て必死に真似しようとしていました。(もちろん隣や周りに迷惑かけないレベルですよ!?)

You&I=は初披露。お二人の観客の煽り具合が正にステラという感じで、ライブにぴったりの曲だと思いました。MCでのギャップは何度見ても笑えます。20~、「53です!」の挨拶はラジオだけでなく、もう少し流行らせたいですね。

 

SoL

陽だまりの世界地図とFall in Loveの2曲を披露。SoLも3日間全通の大御所。SoLの衣装はそれぞれのカラーが映えてるので、遠目からでも誰が誰かがわかりやすいです。カッコイイ系の曲が連続で続いた後のSoLは癒されます。シラユキ役の北さんのMCで、「オラ」を自然に「ワタシ」とう言い直していてとても印象的でした。こういうところに気を配れる声優さんたち凄いと思います。

 

Le☆S☆Ca(1回目)>

YELLOWで一人ずつ出てくる演出は何度見ても素晴らしい。この演出、この曲で始まるのがザ・Le☆S☆Caという感じがしています。ひよこのうたはホノカ役のひかるさんのラップが好きです。トロッコに乗って一周する姿はカワイイが詰まっている空間だったと思います。ミツバチの「生まーれ変わっても」のところが3人の決意が表明されている感じ(この後の特報の伏線?)がして、まるで桃園の誓い(ナナシスver)だなと思います。

 

KARAKURI

重低音を響かせながらRe:SONANCEで登場。ライブで聞くと迫力が違いますし、CD音源以上のものを披露する秋奈さんもすごいと思いました。衣装もちょっと新しくなっていて、MCでも言及していましたね。AMATERRASも毎度のごとく会場のテンションがひときわ上がりました。この後がスペクタクル。真っ暗になり、少しカウントを挟んだので2039が来るという予感はありました。ただ、早着替えであんな可憐な真っ白な衣装に切り替わるとは全く予想ができませんでした。その後のアイノシズクは開場を白く、温かい光で包み込んだ、そんな表現が適しているんじゃないかと思います。この歌をライブで聞ける日を楽しみにしていた人も多いと思いますし、私もその一人なのでペンライトを白に変えながら、盛り上がった気持ちを鎮めてただただステージに見惚れていました。今度は帝国劇場とかでKARAKURI劇場を見てみたいです。(願望)

 

<コドモ連合>

ロッコに乗ってコドーモ・デ・ヒーローを披露。この歌は勝手に体が動いてしまいます。MCもコ連としては初でしたが、さすがMCに定評があるSoLのメンバーだったので、笑いあり拍手ありのバランスが良かったです。(笑)ターシャ役の高岸さんの「スパシーバ!」が最高にハマってました。

 

<NI+CORA>

まず、You Can't Winが流れた時にざわつき始め、正面のステージを見てムスビとスースが揃っていることを確認して、NI+CORAが来たと認識しました。それくらい頭が理解するまでタイムラグが生じてました。2曲目のCHECK'MATEを含めてShort ver.でしたが、それでもインパクトは十分でした。MCで泣きそうになってましたよね、、こういうのをエモいと言うのでしょう。Girls Talk!!もお二人の掛け合いが終始息が合っていて、完成度高かったですし、フルで聞けたのも良かったです。

 

SiSH

さよならレイニーレイディとプレシャス・セトラの2曲を披露。センターステージで踊るきらびやかなSiSHを見れて本当に良かったです。MCのプレシャスチャレンジが今後流行るのか果たして・・・

 

<WNo4>

星屑☆シーカーの後に、雰囲気打って変わってSAKURA。MCを挟んでもう一曲と聞いた際に、ラバラバかプリズムどっち来るかなと考えていたのですが、篠田さんがうんと溜めた後に新曲と言ったので、一瞬置いて嬉しさが。あの新衣装のデート服が伏線になっていたとは、してやられました。Wanna Be♡はロナのChu!から始まった後はもう言わずもがなだと思います(笑)ヒメの発声でスタートする曲はまだないので、次は絶対それが来ると思います。拍子木打ち鳴らしながら登場とかいかがでしょうか!?

 

Le☆S☆Ca(2回目)>

ここでまさかの再登場。この瞬間に冬レスカだなと思いましたが、Behind Moonを披露していただき感極まりました。1回目の春っぽさを残す曲調から少し下がり気味の、憂鬱さを内包した歌詞と楽曲に彩られたあの空間はレスカでないと再現できないと思います。MCも植田さんがリーダーシップを発揮していて、人はこんなに成長できるんだ、ということをキャラと現実の2つで素で表現できる凄さに胸熱。去年に引き続き、恋をして、を12月に聞けたことも私の中では感無量レベルでした。

 

サンボンリボン

たいくつりぼんでの登場。これまでいろんなユニットが出てきて、長丁場ということもあり皆疲労が溜まっていたので、ここの調整はナイスだと思いました。気分が落ち着きましたし、なんなら時間的なものもあって少し眠くなったというのは内緒で・・・

14歳のサマーソーダは両国以来でしたね。

 

4U(乱入)

まさかの1Fの客席入口から登場。まあ変なところから来ることは予想してましたが、衣装も新しくなってましたし(笑)Daze forU!!のアレンジ入場曲で盛り上がっていざ本曲。トリトリとCGBで飛ばしてきた後にラキラキ、最後に極めつけのラブデビというフルコース。退場時にこっから出ちゃう?的なセリフをウメが行った後に、エモコが今すぐあのバカ回収しにいきますと言っていたのが最高に笑えました。終始会場を盛り上げて笑顔にする4U、最強です。が、ここで体力を使い果たしていた人はこの後さらに地獄を見ることを知らないのであった。。。

 

AXiS(Intrusion)>

まず画面の切り替わりから。カウントが来たので"どこか別の場所、あるいは年代"に移るということはパッとひらめきました。少し青空が見えたかな、そうすると777☆Sか。ただ、今までのセトリ消化具合を見ると、消去法的にもしかすると・・・・

と思ったら重低音が聞こえてきて、あのイントロが流れ始めた時、会場は狂喜乱舞に飲み込まれていくのでした。。。下から徐々に上がってくる演出は神がかってましたし、何より声優さんのキャラ再現率が高すぎるため、本当にゲーム内の乱入時のようでした。AXiSのこの→🤘ポーズかっこよかったですね、私はあのジャケ絵の禍々しい獣のマークかと思いましたが、先日のナナシス放送局によるとHEAVEN'S RAVEの頭文字Hのマークだとか。ただひたすらに高まっていたので、声優さんを見る余裕がなかったのが一番悔やまれますが、今度のBlu-rayが出たらじっくり鑑賞します。ここで文字通り周囲の支配人が灰になっていました。

 

777☆S(2回目)>

最初に一言。狂宴からの夏陰は言葉が出ませんでした。私もそうでしたが、周りも2,3曲くらい呆然としていて、すぐにペンライトを振ることができなかったです。(補足:これは4U、AXiSで体力を使い果たしたというのも数割含まれると思います)右手を振る12人に浄化されました。初披露のリボンも段々ラストに向けて会場が一体になっていく様子がとても印象深かった。AtRも今回3度目でしたが、777☆Sの締めとしてはピッタリだったと思います。これがEP4.0だったのでしょうか。

 

<全体曲>

Along the way、このライブの名を冠した曲をキャスト全員で歌っている姿は感動ものでした。ここでビニールテープが飛び出さないことでラストは察することができました。最後は全員で星の瞬きこと、Star☆Glitter。そうだよね、って感じです。やっと生で全員が歌っているところを聞けた私としてはこれ以上言うことはありません。この曲がラストに一番ふさわしいと、その余韻にも暫く触れながら感じました。毎回のごとくどのユニットを見ようか迷いますが、ウェーブ作ろうとしてたセブンスと、ステラマインを今回は見てたかな。。。ハジマリウタでスタートして、締めがStar☆Glitter、文句のつけどころがありません。

 

 

以上がDay3の感想になります。

3日間通じて運良く現地に足を運んでこの目と肌で今回のライブを感じることができました。何よりキャストさんがコロナ等で欠けることなく、無事に全公演を終えられたということが一番賞賛すべきポイントかなと思います。

ライブのタイトルAlong the way。道中、道半ば、そんな直訳が似合うフレーズですが、これには覚悟が表れていると自分は思っています。今年はかなりライブの多い年となってましたが、それもまだまだ序の口。今回Day3で披露したWNo4の新曲も含めて、来年もその先もさらに盛り上がっていくんだ、そんな志を感じました。また、特にDay3はゲーム内ストーリーとリンクする部分をあえて作ったのかな、と思わせる構成が一部に見られたので、そういう部分もライブに取り入れていく攻めの姿勢は直球で好きです。今後もこういうのもっとやって欲しいと思います。ライブと劇を見に来たのか、そんな気持ちにさせられたDay3。クオリティも高く、とにかく見ている側が楽しかったです。今後もますますナナシスが発展していくことを願っております。

 

本記事は当初クリスマスあたりに公開予定でしたが、筆者がコロナにかかってしまい、年末の今までほとんど寝たきりでした。なんとか頑張ってこの記事だけは年内に完成させたいと思い、今これを書いています。本当はもう一つ今年の振り返りを書く予定だったのですが、難しかったです。

これを持ちまして2022年最後の記事とさせていただきます。

それでは簡単ではありますが、皆様良いお年をお過ごしください。

 

2022年12月31日 コロナで自宅療養中の弱ったからだを労りながら