Part1は以下リンクから↓↓
https://blog.hatena.ne.jp/RydeenX/rydeenx.hatenablog.com/edit?entry=13574176438080139172
また、霧島医院や、丘の上の神社などの東京都内のAIR聖地は以下に掲載してます↓↓
https://blog.hatena.ne.jp/RydeenX/rydeenx.hatenablog.com/edit?entry=26006613777072023
※初めに・・・この聖地巡礼は、2018年8月中旬に行ったものです。ブログ掲載時の2022年には既に無くなっている場所や、景色が違ってしまっている場所がある可能性があります。ご了承下さい。
気を取り直して、その2です。
まず、朝一の電車(6時くらいだったかな?)に乗るため、早朝に宿を出ました。
鍵預けるときも優しい女将さんが元気よく送り出してくれて、さあ聖地巡礼行くぞ!と意気込んで夏のジメジメした朝に外に繰り出しました。
↓は朝一の紀伊御坊駅
夜はよく見えなかったですが、日があるときに見るとどこか懐かしさを感じさせる駅名のある看板。もちろん単線なので、この手前には線路は一本きり。
2018年当時の運賃表は以下↓の通りでした。今は変わっちゃってると思いますが、有識者いたらどうなっているかコメントで教えて下さい。
ワンマン列車に乗って西御坊駅へ。降りるときに120円を払いました。
西御坊駅の小さな駅舎の中には、なんと交流用のノートが。ノートを開いてみると、「AIR」「聖地巡礼」の文字がびっしりとページを埋め尽くしていました。私ももちろんペンをとって巡礼の印を刻んできました。
そうです、平成最後の夏だったのです、この年の8月は。連日訪れる人がいたようで、日付は途切れることなく毎日続いていました。2018年8月16日に幸運にもこちらの台帳にその日初めて記載することができました。今もきっと”旅人”たちがこの先のページ、ひいては新しいノートに証を刻んでいることでしょう。
確かこの日の朝はゲリラ豪雨に遭った記憶があるのですが、歩いているうちに止んだと思います。
西御坊駅を降りてすぐの、線路が途中で途切れているところ廃線跡です。
第六話「ほし~star~」より。バスに乗って父親と妹のところへ行く美凪を見送った後に、観鈴を迎えに行く途中、国崎が線路の上をステップしていく場面です。(角度が若干惜しいのはご勘弁を)
ここから煙樹ヶ浜方面へ歩きます。
道中には何やら鳥居が。神奈様や裏葉がいるかもしれなかったですね。
↓の場所は第1話「かぜ~breeze~」で国崎と観鈴が学校からの帰り道でのシーンです。美凪とみちるに会う前に通るところですね。
撮影場所は一応私有地に少し被さっているため、配慮しながら撮りました。ですので、アングルは多少ずれているのですが、悪しからず。
↓第1話「かぜ~breeze~」にて、国崎が観鈴を始めて学校に送っていくシーン。夏休みの補習ということですが、うん、自分も夏季休暇に学校に授業受けに行ったことあるなぁ・・・
海抜5.0mが見つけられず、7.5mのものを撮った覚えがあります。国崎と観鈴が並んで歩くシーンですね。美浜町の各所にある電柱の一つなので、5.0m見つけた方は撮ってみてください。アニメ版の波のデザインは御坊市が出しているものと酷似するのですが、美浜町のものと上手くマージさせてるのかもしれないです。(いわゆるニコイチ?)
少し海方面に歩いていくと、大海原が目の前に。
パノラマビューで海の手前にあった堤防越しに見渡す感じを撮りました。
生憎の曇り空ですが、雰囲気だけは伝わるはずです。(また快晴の日にリベンジしたい!)
煙樹ヶ浜と呼ばれる場所になります。景勝地として知られているらしく、夕方に来ると夕日と太平洋が素晴らしいマッチングを生み出すらしいです。
↓第11話「うみ~sea~」より。
橘家に引き取られそうになる観鈴が必死になって"お母さん"としての晴子に走っていく印象的なシーンです。
そこへ一羽の烏が。。。。もしや”そら”では!?
海岸に烏が来るというシチュエーションは、普通に生きていてあまり体感したことはないので、さすがに何か感じるものはありました。
帰りも同じワンマン電車に乗って一旦荷物を取りに宿に帰りました。朝一とはいえ、湿度はMAXだったので、背中は汗でぐっしょりでした。途中で寄ったコンビニがオアシスだった。
↓別再度から撮ったワンマン列車と西御坊駅。
宿に引き返してバックパック1つだけを背負い、女将さんに別れを告げて御坊駅へ。
そこから御坊南海バスに乗ってアメリカ村という停留所で下車。バスはガラガラでした。
去っていくバスの後ろ姿がこんなにも心細く、寂しく見えたのは初めてでした。
堤防があると、つい撮ってしまいます。この上を観鈴が歩いている姿が、もしかしたら見えるかもしれません。↓第12話「そら~air~」の回想シーンより。
終点の停留所は海猫島。なんと心をくすぐられる名前なんでしょう。ポケモンとかにありそうですね。
↓第四話「はね~plume~」より。みちるがゴミを漁っている場所です。海岸沿いの場所です。(当時あまり調べておらず、あんまり似てないですが、類似する場所はあるそうです)
↓第五話「つばさ~wing~」より。
観鈴と国崎がトランプで遊ぼうとしていると、観鈴が発作を起こしてしまい、いったん外に出てった国崎を晴子さんが迎えに行くシーンです。
「あの子、小さいときからずぅっとなんや。誰かと友達になれそうになったらああなるねん。」
↓第六話「ほし~star~」より。国崎と聖が橋の上で話をするシーンです。西日を受けて、欄に背中を預けながら二人会話するのは非常に印象的でした。再現度は結構高いので、現地に行った方はぜひアニメの世界を味わってみて下さい。
↓別アングル(至近距離)での一枚。
以上、観鈴と国崎が通った道を歩んできました。
これ以降はSummer編にゆかりのある地への訪問です。
さて、終点の海猫島からバスに乗って御坊駅に引き返し、JR紀伊本線で和歌山駅へ。
さらにそこから電車とケーブルカーを乗り継ぎ高野山へ。
御坊駅→(紀伊本線)→和歌山駅→(和歌山線)→橋本駅→(南海高野線)→極楽橋駅→(ケーブルカー)→高野山駅
↓途中の駅で小休止(仕様)があり、電車を降りて外側から撮った写真です。周りは大自然です。行ってみた際はぜひ電車から降りて外の空気を肺に入れてみて下さい。
実質の終点である、極楽橋駅で下車すると遠めに朱色の極楽橋が見えます。
ケーブルカーで高野山駅へ。ケーブルカーなんて乗ったのいつ以来でしょう、スキーの時のリフトっぽいかと思ってたんですが、当たらずも遠からずといった印象。まだ新型肺炎が蔓延する前だったので、もちろんすし詰め状態です。思ってたほど揺れず、案外スムーズなものだなと。昔のお坊さんたちはあの標高の高野山まで徒歩で上り下りしたんでしょうね。すさまじい。
高野山でまず最初に行く場所といえば金剛峯寺です。
大層年期の入った、大きな外観でした。
↓入口の門に生えている苔がなんとも趣深い。
高野山の中はモダンさを抑えたというより、古風な街並みに上手くマッチするように街灯やコンビニが作られていました。特にヤマザキショップの木製の店先看板はここ(京都とかならあるかもしれないですが)くらいでした見たことないです。
通りを歩いて、檀上伽藍へ。
この朱色の建物が大塔です。真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立されたもののようです。
あいにくスケジュール計画が上手くなく、時間的にタイトだったので、奥之院などはいけませんでしたが、今度訪れる際はその歴史も合わせて見てみたいと思っております。
帰りももちろんケーブルカー。標高867m、高いです。その分空気も綺麗でしたよ。
かなりの急斜面なので、その形に合わせて列車同士をつなぐ箇所が蛇腹になってます。
立ちながら下って行った覚えがありますが、手すりを終始つかんでいたくなったことは覚えております(笑)
高野山を後にして、その後はローカル線を乗り継いで奈良県まで行きました。なにせ青春18での鈍行旅だったので、気づけば夜でした。JR奈良駅前のビジホで一泊。
さて、次回は少し寄り道。AIRの聖地は最後らへんに出てきます。それ以外にあの作品やあの作品の聖地が出てきます!もう皆さんお分かりかもしれませんが、Key作品といえばあれとあれが思い浮かぶ方も多いんじゃないでしょうか。
次回、飛行機雲を追いかけてKey半島へ~番外編・月と”空”と渚と~
乞うご期待。
2022年7月18日 夏影の差すそらがすっかり暗くなり、日付が変わる前に
P.S. 本日2022年、7月18日。あの事件から3年。偶然が何かかわかりませんが、ちょうどAIRのKey半島編聖地巡礼がちょうど完成させられる、そんな目途が立っていました。多くは語る必要はないと思います。皆さん、それぞれの想いは心の中でいっぱいあると思います。その想いの一つ一つは必ず遠くにいる方たちに届くと思います。私も同じ想いです。我々にできることは何か、そう思うことは単なるエゴなのかもしれませんが、それでも人を突き動かす何かに背中を押されて前へ進んでいく、そういう気分に自然となる、そんな日だと思います。